身体運動文化学会創立30周年記念大会 実施要項
日時 令和7(2025)年12月6日(土)~7日(日)
場所 〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
日本大学文理学部キャンパス 百周年記念館2階 国際会議場・会議室1・2
Ⅰ 大会テーマ
「身体運動文化とスポーツ・インテグリティ」
本大会では、「身体運動文化とスポーツ・インテグリティ」をテーマに各種企画を実施する予定です。最近、耳にすることが増えた「スポーツ・インテグリティ」という言葉は、高潔性、品位、完全な状態、あるいは誠実性などの意味で使用されています。この言葉を耳にする機会が増えた理由には、近年、スポーツをめぐるトラブルが非常に多く生じていること、それらに共通する原因としてスポーツ・インテグリティの欠如が指摘されていることが挙げられます。
本大会の会場校である日本大学では、平成30(2018)年のアメリカンフットボール部の悪質タックル問題に端を発し、大学のガバナンス体制やコンプライアンスに関する問題にまで発展しました。現在では、それらの問題への対策の一つとして、大学内のスポーツ部門を統括する競技スポーツセンターが各競技部の部長・監督・コーチ、部員を対象にガバナンスやコンプライアンス、スポーツ・インテグリティに関する内容の研修を継続的に行っており、再発防止に努めています。
この度、上述した取り組みを通じて意識改革を進めている日本大学が会場校となったことを契機に、本大会では「身体運動文化とスポーツ・インテグリティ」をテーマとして掲げ、「スポーツ・インテグリティ」という概念を多角的に検討するとともに、学術的な知見を深める大会プログラムを設定したいと考えております。なかでも基調講演、シンポジウムについては、「スポーツ・インテグリティ」をテーマに研究活動をされている国内外の研究者や日本国内のスポーツ団体の運営や研修会等でご活躍をされている先生方をお招きし、それぞれのお立場から「スポーツ・インテグリティ」に関する世界的動向や実践事例をご紹介いただき、今後の課題について議論したいと考えています。
Ⅱ スケジュール
【12月6日(土)】
1.11:30~ 常任理事会・理事会
12:00~ 受付
2.13:00~ 開会・会長挨拶
3.13:05~14:20 基調講演
久木留 毅 先生(HPSCセンター長、JISSセンター長)(仮)
「国内外のスポーツ・インテグリティ教育の動向について(仮)」
14:20~14:30 休憩
4.14:30~17:00 シンポジウム
「現代社会に広がるスポーツ・インテグリティ教育の最前線」
●勝田 隆 先生(東海大学 体育学部)
「スポーツ・インテグリティに関する国内外の今日的動向」
●神田 義輝 先生(株式会社Criacao)
「スポーツ団体経営からみたインテグリティ」
●安永 太地 先生(早稲田大学 スポーツ科学学術院)
「教育学の視点から取り組むスポーツ・インテグリティ教育の実践」
◆コーディネーター
齋藤 実 先生(専修大学文学部ジャーナリズム学科)
5.18:00~20:00 身体運動文化学会創立30周年記念祝賀会
アルカディア市ヶ谷私学会館
【12月7日(日)】
1.9:00~12:00 一般研究発表
2.総会
Ⅲ 参加申し込みについて
1.申し込み(以下の①もしくは②の方法でお申し込みください。)
〆切:2024年11月28日(金)
①下記リンクより申し込みください。
参加申し込みフォーム
②申込用紙にご記入の上、下記へ郵送またはE-mailにてお送りください。
〈郵送先〉
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
日本大学文理学部体育学科 川井良介宛
〈E-mail〉kawai.ryousuke@nihon-u.ac.jp 川井良介宛
2.大会参加費
一般会員:3000円
当日会員:1000円
学生:無料
会員外:無料(基調講演とシンポジウムのみ参加可)
〈振込先〉
銀行名:ゆうちょ銀行
支店名:ゼロゼロハチ支店(店番:008)
預金種別:普通
口座番号:7348478
口座名義:川井 良介(カワイ リョウスケ)
※お振り込みがうまくできない場合には、当日受付にてお支払いください。また、お振り込みいただいた参加費の領収書は、当日受付にてお渡しいたします。
3.研究発表について
発表形式 :口頭発表20分(発表15分、質疑応答5分)
発表申し込み〆切:2025年10月24日(金)
抄録原稿〆切 :2025年11月14日(金)必着
抄録原稿形式 :A4横書き 40字*36行 2ページ(Microsoft Word)
タイトル、氏名、本文、図表、写真などを含む。
データは、電子メールにファイルを添付しご送信ください。
(大会事務局:kawai.ryousuke@nihon-u.ac.jp 川井良介宛)
※研究発表について、希望者多数の場合、大会実行委員会で発表者を決定させていただきます。